Teddy Bear Loves Person

安倍昭恵 x イノウエカンナ

各界で活躍する人々にイノウエカンナがインタビューする

 

 
 
安倍昭恵 | Akie Abe
 
第90・96・97代内閣総理大臣夫人

クマさんの書いたお手紙のゆくえ

子どもの頃の夢はお嫁さんだった1人の女の子が、ご主人さまとの出会いから一国のファーストレデ ィに。テディベアボイスのためにこのたび貴重な機会とお時間をいただけたので、いろんなお話しを伺ってきました。

子どもの頃はあまり夢とかなくて「お嫁さん」みたいな感じでした。何かになりたいって強く言っていた記憶はなくて、おとなしい子どもでした。弟は自己主張が強く結構変わった子だった分、私はわりと自己主張せずなんでもいいよって感じでしたね。小学校ぐらいまでは。

中学生くらいから変わってきまし た?

そうですね。友達と外で遊ぶ方が楽しくなってきて、それでも自分が引っ張って何をしようって周りを巻き込むタイプではなく、友達 に合わせるタイプでした。

ぬいぐるみと一緒に眠るような温和しい女の子でした?

ぬいぐるみはいましたけど、いつも一緒にいるということはなかったです。3つ下の弟はずっとスヌーピーと一緒に寝ていて、ねずみ色になったスヌーピーが弟の部屋にあったというのは印象的でした。私はそこまで物に執着することはなくて、ぬいぐるみを貰ってもずっと一緒っていう感じではなかったですね。

もしテディベアとお喋りできたらどんなお話をしますか?

テディベアは戴いたり、自分で買ったりもして部屋に並んでいますよ。よくお話ししてます。(笑)

どんなお話を?

それは秘密です。人間と話せないこと。(笑)

テディベアをプレゼントするとしたら誰に贈りたいですか?

誰だろう… そうですね… うーん… 後援会長をしている児童養護施設が2つあるんですけど、そこの子どもたちかな。

 

手話を取り入れたダンスもされて いると聞きました。どういうダンスですか?

手話ダンスといって、耳の聞こえない方たちにも歌詞の意味がわかるように振り付けに手話を取り入れて、そこにちょっとしたステップを加えてあるダンスです。手話を取り入れて見せることによってなぜかとても感動します。施設に行って踊らせていただいたりもしますが、あまり上手じゃなても皆さんすごく感動して下さるんです。

ダンスをされる皆さんは健常者の方ばかりですか?

手話ダンス全体のグループの中には耳の聞こえない方もいらっしゃるし、障がい者の方もいらっしゃる。ダウン症の方たちも、みんなリズム感があってとても上手なんですよ。

昭恵さんが印象に残っている思い出の場所(土地や文化、人)等はありますか? すごくきれいだったとか、大変だったとか、人が優しかったとか。

主人と一緒に行った外国ではもう本当に何処でも良くしていただいていて、思い出に残るところもたくさんあるんですけど、私はハワイが好きで、ハワイ島のマウナケアという山に登って見た星空が忘れられないです。ハワイ島はすごいパワースポットで好きですね。

ご主人さまのお話が出たので、少しプライベートなことになってしまうんですけど、お二人が初めて出会ったときのご主人さまの第一 印象は覚えていますか?

真面目そう、優しそう、話が面白 いです。(笑)

 

ご主人さまが総理大臣になられて昭恵さんがファーストレディになった時、まず初めに感じた率直な思いや決意のようなものがあったらお聞かせください。

最初になったのは44歳と若かったんですよね。だから、緊張もしましたしどうなるんだろうという不安でいっぱいという感じで、一国の総理夫人として恥ずかしくないように頑張らなくちゃっていう思いだったと思います。1度目は残念ながら1年で辞めることになって、主人はやり残したこともたくさんあったと思います。辞めたあと主人は色々と努力もしていましたが、2012年は出馬しない方がいいという声も多かったです。でも、安倍さんしかいないから頑張って!と言って下さる周りからの後押しもあって、主人としては今回総裁選に出ても落ちるかもし れないけれど、この国のために自 分の力を使いたいという思いが強 かったので、それは妻として応援しなくちゃいけないと思いました。

政治家を辞めてほしいという記事を読んだことがあります。

ずっと、高校生のころから潰瘍性大腸炎という病気で、普段は元気なんですが一度発症すると下痢と下血が続いてしまって食事も摂れない状態になってしまうんです。ストレスと過労がよくないといわれていて、一度目は体調崩してしまって。その後、すごく元気になっていたのにまたやるのかっていう思いもありましたね。総理大臣って本当に大変で、日々決断もしていかなくてはいけないし、常に、今もそうですけど批判にさらされなきゃいけない時もあるし、それをまたやるのかっていう・・・。

ご主人さまの故郷・山口県の新鮮 な食材や国産無農薬の食材を使った料理店をされているとききました。

山口県出身の方々とグループを作っていて、その人たちが集えるような所があったらいいねって以前から話していました。2011年の東日本大震災の後に下関で無農薬のお米作りを始めて、とても美味しかったので多くの方に食べていただきたいという思いと、山口県出身者が集える場所が欲しいという思いで、本当にできるとは思っていなかったんですけど、急にやろうか!っていうことになったんです。そうしたら一緒にやろうっていう人が集まってきて、とんとん拍子に場所も決まって、お店を始めることができました。今年5周年を迎えます。

昭恵さんご自身、いろいろな物事に携われていて、毎日いろんな活動をされていますが、その中で常に心掛けていらっしゃることはありますか?

その瞬間、心を込めるってことですね。

前回取材させていただいたナノブロックという小さいブロックの玩具を作られている株式会社カワダの石井社長から昭恵さんへの質問をお預かりしています。「ナノブロックはいろんな分野で活躍している著名人の皆さん に、息抜きや趣味として楽しんでいただいていますが、昭恵夫人はファーストレディとして公私多忙な中、どのように息抜きをされていますか?」

これをするから息抜きっていうことはあまりなくて。大好きな友人と過ごせるその時間が一番楽しいかもしれないです。夢を語っている人たちの話を聞くのが好きですね。だんだん年を取ってくると、私より年下の人たちと会う機会が増えてきて、若者たちが自分たちはこんな世の中にしたいんだっ!って語っているのが好きで、その中で、私 は何が手伝えるかな?ってそれをまた考える時間が好きですね。

最後になりますが、テディベアを作っている、またはプロとして活動している作家さんたちに エールになるような言葉をいた だけたら嬉しいです。

そうですね、ある人から見たらただのクマさんの人形かもしれないけれど、私にはその作っている人の魂が入っていると思うし、クマさん自体にも魂があるというか、本当に話しかけてきてるんじゃないかな?っていう瞬間がやっぱりあるんですよね、おおー見てる!見てる!みたいな。なので、ある人にとって見れば1体のテディベアが人生を変えるかもしれないし、その出会いってものすごく大事なものかもしれないので、ぜひ素敵なテディベアを作り続けていただきたいですね。

インタビュー掲載号「テディベアボイス VOL.111」は日本テディベア協会(下記URL)からお取り寄せできます。

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