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Teddy Bear Loves Person

岩上紘一郎 x イノウエカンナ

各界で活躍する人々にイノウエカンナがインタビューする

 

 
 
岩上紘一郎 | Kouichirou Iwagami
Film/TV/Commercials Casting Director/Producer
KAIJU INC. 最高経営責任者 (CEO)
koiwagami kaijyuinc 岩上紘一郎

ハリウッドで戦うSAMURAI

アメリカの映画業界で仕事をしている親友が、来年撮影予定のアメリカ映画のキャスティングのために来日したので、普段聞く事が出来ない面白い話をたくさん聞いてみた
これまで様々な映画、コマーシャルなどのキャスティングに携わってきてるよね。先ず、キャスティングという仕事について教えてください
作品に登場する様々な役に対して、可能性を感じる役者さんを監督とプロデューサーに提案し、 配役する仕事なんだ。また常に新たな才能を探している為、時には街に繰り出してダイヤの原石をスカウトしたりもするんだ。キャスティン グはその作品の印象、説得力、興行収入にも大きく影響する大事なプロセス。僕はストーリーを描く一番大事な要素は登場人物だと思うのね。なぜなら登場人物が考え、言葉を発し、行動する事でストーリーが展開されていくからね。本などの活字で物語を追う場合、読者は頭の中で好きな様に登場人物をイメージしながら読み進めるけど、映画や舞台では嫌でもあらかじめ容姿や声色などが決められた登場人物が物語を進めていく。観客の方々がなんの違和感もなくスト ーリーに集中できる、描かれる世界に「スッ」と浸透する様な、そんな役者をキャスティングをする事が僕らの腕の見せ所なんだ。
大勢の人が係わる仕事だから、大変な事、面白 い事、沢山あると思うけど!笑
そうだね! 企画書や台本を読み込み、監督との話し合いを繰り返し、出演者をイメージして実際にその役にピッタリの方に巡り会うと毎回「ぶわぁっ!」と全身に鳥肌が沸き立って、思わず飛び上がってしまうほどの爽快感を覚える の。その中でも一番印象にあるのがアンドリュー・ニコル監督の「THE HOT」のキャスティングに携わった時の事。このプロジェクトでは映画の冒頭部分に登場するマサイ族をアメリカのニューメキシコ州でキャスティングしなくちゃいけなかったんだけど、ただでさえニューメキシコ州の黒人人口は少ないのに、高身長に長い手足という強い特徴もったマサイ族を探し出すなんて無茶ぶりにもほどがあると感じながらも、一番始めに思いついたのはニューメキシコ大学のバスケットボール選手達でね、でも、選手たちはマサイ族の特徴を持ち合わせていなかったから、それで今度は彼らのネットワークを探ろうと、未経験に近いバスケットにチャレンジして急接近を試みたんだ、黒人の友達がちょっと増えただけで終わっちゃったんだけど(笑)。その後もアフリカ系レストラン、アフリカ系アメリカ人コミュニティー等々いろいろ足を運んでみたりして、パッとせずどうしたものかと焦り始めていたのね。そんなある日、自宅近くの散歩道を歩いていたら、とんでもない息づかいで何かが僕の背後から急接近してくるのを感じたの。驚いて後ろを振りくと、そこには高身長で手足がスルっと長い黒人のランナーが!しかも4人組!彼らは僕の横をビュンと横切り、僕は彼らを必死で追いかけ、大声で叫んで、やっとの思いで引き止めることができた。何と彼らはアルバカーキで高地トレーニングをしているケニアチームのマラソン選手た ちで、しかもマサイ族の出身っ!(笑)。事情を話して、練習の後に彼らの家にお邪魔したら、 な なんと! 皆様マサイ族の伝統的な赤い衣装や盾まで持っていらっしゃる!最高の気分!! 見つかったんだ!!! ちなみにアルバカーキは標高約1500Mの所にあって、1年のうち310日ぐらいが晴れなんだ。高地トレーニング場所として最適で、世界中の陸上選手がトレーニ ングの為にやってくるんだよぉ!
元々はアクターになりたかったって記憶してる けど、 サンタフェの大学に進んだのもその為だとか!?アクトとキャスティングは全く違うものだと思うんだけど、どうしてキャスティング に?
元々はね、監督志望で「College of Santa Fe」に入学したの。学校には映画スタジオがあって、 そこではハリウッドの映画プロダクションが撮影を行い、学生は撮影にインターンとして参加 する事が出来たりで、素晴らしい環境なんだ。 今は経営者が代わって「Santa Fe Univerity of Art and Design」という学校になったんだけど。
映画監督が夢のはじまりだったんだ!?
僕は子供の頃おばあちゃんの家に泊まりに行く事が大好きで、おばあちゃんが好きだったし、おばあちゃんの作るご飯が好きだったんだ。おばあちゃんの家にはおじさんが住んでいて、夕ご飯を食べた後の寝るまでの時間、眠りにつきたがらない僕に毎回たくさんの映画を見せてくれた。この時間が実は一番のお気に入りで、見た映画の中で特に印象に残ったのが「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」。あまりの衝撃に、 その時僕は将来インディみたいな考古学者になろうと決心したんだ。ある日、学生を対象にした発掘体験に参加したことがあって。灼熱の日差しの中、麦わら帽子をかぶってインディのテーマ曲を頭の中で連続再生させながら一生懸命穴を掘ったの。どんなに深く、一生懸命掘り続けても発見されるものは貝殻、食器のかけら。子供だった僕は分かりやすい夢とロマンを求めていたんだね。帰りのバスの中、ひどく落ち込んで、将来への夢が見えなくなったんだから。 でもすぐに考古学者をかっこ良く、ヒーローとして表現した映画の可能性、表現力に惚れ込んだんだなぁと気付いたんだ。それからさらにま た映画に夢中になって、いつか自分でも撮影が出来たらなぁ・・と思ったのがきっかけ。 その後も夢は変わらずに大きくなって、アメリカに留学する事にしたんだね!留学したっていうか、させていただいた(笑)。 きっかけは本当に単純に「映画=アメリカ」っていうシンプルな方程式が僕の中にあったの。アメリカの事で知ってる事は映画でみたイメー ジしかないし、英語も全然しゃべれなかったけどね(笑)。俳優になりたいと思ったのは? 監督志望だった僕は大学生時代に様々なジャンルの映像作品を夢中で制作したんだ。学生映画は生徒たちがお互い助け合ってなんぼの世界で、 技術パートでサポートしたり、ときには出演したりもするんだけど。当時アジア人の生徒が僕 しかいなかったこの大学では、技術パートのオファーよりも、出演のオファーのほうが圧倒的に多くて、大学生活中は出演のオファーが耐え る事がなかったよ(笑)。大学が主催の映画祭で上映された5つの作品のうちの3つに出演してたりとか(笑)。それまで演技の経験が特別あった訳ではないけど、忍者、芸者、ヤクザ、オタク、天才ハッカー、レイプ魔、等々、キワモ ノ系でのキャスティングが多いのが気にはなるけど、僕は完全にアジア人スター俳優で、演技をする事にどんどん魅力を感じていくのね。そんなこんなで、「ラストサムライ」で抜群の存在感を放っていた渡辺謙さんの様に、アメリカで活躍する日本人俳優になるってのも全然ありだなって勘違いしちゃったのが俳優になりたいと思ったきっかけなんだ(笑)。
そういことがあった後、キャスティングに興味 を持つようになるんだね!?
大学を卒業して、すぐにロバート・ダウニー・ Jr.主演の「デュー・デート」のプロダクションでプロデューサーのアシスタントという肩書きで仕事を開始したの。肩書きだけ聞くと何ともお洒落でカッコいいんだけど、いわゆる絶対に「NO」と言わない激甘な母親役の様なもので、彼のスケジュールを管理したり、ディナーの予約を入れたり、時には彼の赤ん坊のために母乳を採取して温めて赤ちゃんにあげたり。そんな中でも映画制作に携わってるんだなぁと気付か せてくれる仕事があって、それはオーディションでのカメラ撮影の仕事で。プロの役者がほんの数分間で魅せるあの爆発力を、余す事なくすべてカメラで受ける事がとても刺激的な時間だったのね。次に「IN PLAIN SIGHT」というテ レビ番組のプロダクションで働く事になって。番組のある回にヤクザが登場するシーンがあって、その回だけプロダクションの仕事ではなく台詞の翻訳と発音の指導をまかされたの。ニューメキシコ州には黒人も少ないんだけど、アジ ア人の役者も少なくて、中でも日本語をしゃべる事が出来る役者がほとんどいないために、オーディション会場には中国人、タイ人、インディアンにメキシカン、さらには僕の行きつけの日本食レストランの寿司職人まで来てたよ(めちゃくちゃですけど、ホント全然いないんです 《笑》)。僕は彼らに極道映画で勉強した荒々しい日本語の発音の仕方を指導したの。監督はヤクザのシーンに関して僕に絶対的な信用を置いて下さっていて「この台詞を言いながら相手の首根っこをつかんだらおかしいかな?」とか「この台詞、逆に穏やかなトーンで話した方がよけい圧迫感が出るかな?」など演出的な事まで僕に相談してくれたの。制作にじかに携わってることを肌で感じる事の出来るとても有意義な日々だったよ。そんなノリノリの僕にはさらにいいニュースが流れ込んで来るもので「コウもオーディション受けてみたら?」って監督直々にオファーを頂いてね、もちろん参加するよね。まさかの不合格だったけど(笑)。大学ではアジア人スター俳優として(笑)監督の「それ!そういうこと!」がめちゃくちゃ気持ちよかったんだけど、ヤクザのキャスティング・セッションに携わった時の監督の「そう!まさにこの人!」の一言が今までのどんな出来事よりも最高に気持ちよかったよ。オーディションに落ちた事はとても悔しかったけど。でも、どんなに天才的な役者でも自分が演じられる役って本当に限られていると思うの。配役を決めるという事は脚本を理解して、登場人物全員の心情を奥深くまでイメージしないといけないから。登場人物全員になりきって役作りをするの。僕にとってキャスティングするということは自分が演じ 得ない役を無限大に演じる事が出来るってこと。夫に別れを告げられシングルマザーになろうと決意した女性を僕は絶対に演じる事が出来ないけど、でも「ピッタリ!」って思える役者を見つけられたという事は自分がその役をオーディションで勝ち取ったと僕は思えるんだ。自分勝手な考え方なんだけどね(笑)。
ロバート・ダウニー・Jr.と仕事してたってすご いね!他にもビッグネームとした仕事で武勇伝なんかあったら聞かせてもらえる
そうだね、ご存知のかたもいられると思うけど、CMやTV、映画には秘密保持契約っていうのがあってNGワードが多いから、当たり障りのない程度でよければ! 現在放映中のレ・ミゼラブルの監督コマーシャルのキャスティングの 話が面白いんだけど、いいのかな…?「お前なに勝手に話してるねん?」ってクライアントにいわれたらどうしよう… こわいぃ… なにかあったら一緒に怒られに行こうね!笑
そのときは、テディーベアをプレゼントにもっ て謝りにいこうよ!
TV放映中のコマーシャルという事もあるから、先にいったとおり当たり障りのない程度でよかったら!(笑)。レ・ミゼラブルの監督であるトム・フーパー監督と日本でコマーシャル撮影の仕事をした時の話。東北での撮影でキレイな手をした素人男性をキャスティングするという仕事でした。この作品の肝になるパートでしたので慎重に候補者を探しました。街でスカウトするという方法を取ったのですが、行き交う若い男性たちに「きれいな手をしてる男性を探して いるんですけど…」と声をかける僕は相当気持ち悪かったと思います(笑)。地元の大学生、美容師、エステティシャンなど美しい手の候補者を約10名ほど集め、ホテルのロビーで監督と手タレオーディションを開催しました。僕はひと りずつ丁寧に選りすぐりの美しい手を監督にプレゼンしていきました。ちょうど6人目ぐらいに差し掛かった頃でしょうか?監督は「オウ!」という声を上げ、「君の手がいいじゃない!」と言いました。それは僕の手でした(笑)。すごく嬉しいけど、すごく複雑… あれ?こんな気持ち初めて。本当にこの仕事をしていると毎回想像もしていない事が次から次へと起こるんです。あっ! もう少しファッションに敏感になる必要があると思い知ったときがあって、サンタフェ・オペラの「THE LETTER」という演目に出演したときの話なんだけど。この演目はイギリス統治時代のシンガポールを舞台にしたサスペンスで、僕は中国人労働者の役でした。当時長髪だった僕は、衣装合わせの日にすごくおしゃれに着飾ったトムというスタイリストに「時代背景にあってないから髪を切ろう」と言われました。自慢の黒髪でしたので「いや、ゴムで縛れるので問題ないと思います」と答えると、「じゃあ切らずに整える方法をとりましょう」と言い放ち、彼は部屋を立ち去りました。 なんだか感じの悪い人だなぁと思いました。その後大勢のスタッフが僕の髪のあらゆる箇所に30本ぐらいのピンを刺し、おまけにグイっと髪を結ぶという戒めを受けました。わざと痛くしてるでしょ?ってぐらいギジギジに施され、頭を左右に動かすだけでも頭皮に激痛が走るぐらいでした。さすがに参った僕はあきらめてトムに髪を切ってもらう事に。ある日、大学の舞台芸術のシェリー先生から「あなた、THE LETTERに出演するんだってね! 凄いじゃない! トムによろしく伝えてね!」というメールが届きました。トムは先生の教え子なのかな?と思ったので次にトムに出会ったときに「シェリー先生の事知ってます?」と聞いてみましたが、彼は先生の事を知りませんでした。「おかしいですね、先生はあなたの事を知ってましたよ?」と言うと彼は眼を大きく開いて「へ〜そうなの? 変だね〜。」と言い、周りにいた大勢のスタッフが明らかにざわつきました。家に帰って先生に「残念ながらトム、先生の事覚えていないみたいでしたよ。」とメールしたら、先生から「イヤイヤッ!! え!!?? トムが私の事知ってるわけないじゃない! もしかして知らないの??? トム・フォードよ!」すぐにグーグル検索で彼の名前を調べて、オーマイガッド。「はい!丸坊主にしてくださ いっ!」が僕に許される唯一の答えでした。ほかにも、「ウルヴァリンの時、ヒューはあの肉体を作る為に2時間に1度のペースで食事をし ていたという話」「ロバートの初来日時の波乱万丈の話」「アベンジャーズの撮影でスカーレット・ヨハンソンの綺麗な髪を守るため国境を越えた大変なお話」「某コマーシャルの為に2週間で900人の素人に声をかけ、出演者を募った話」「山形でおじいちゃんおばあちゃんをキャスティングするためにゲートボール大会に参加して準優勝した話」等等、たーくさんあるけど、時間が足りなくなっちゃうからまたの機会に!笑
ヒュー・ジャックマン、ロバート・ダウニー・Jrの話も、スカーレット・ヨハンソンの話は超聞きたいんだけど、その「山形のおじいちゃんおばあちゃんの話」をきかせて!
カンナくんセンスいいねっ!あるプロジェクトで東北でシワが深く、味のあるおじいちゃんとおばあちゃんを沢山キャスティングしなくてはいけなくて、まずは現地のフィルムコミッションの方に地元の年配の方々にネットワークがある方を紹介して頂きました。その方を通じて数名のご年配の方々と出会う事ができました。皆様とても穏やかで感じの良い方々で「ピッタリ!」っと心が躍りましたが、いきなりプロジェクトの趣旨を伝えて、出演依頼をしてもすぐに「いいですよ」とはなりません。素人の方をキャスティングする時は時間をかけて信頼関係を築く事がとても大事なプロセスなんです。ご紹介いただいたあるおじいちゃんと仲良しになり、彼との会話の中で今度彼が主催しているゲ ートボール大会があるという話を聞きました。これはもっと多くのおじいちゃんおばあちゃんに出会えるチャンス! ゲートボールはやった事ありませんでしたが、僕はその大会で準優勝を果たしました(笑)。商品にボックスティッシュとお茶を頂き、とても嬉しかったんですがそれよりも普段あまり接することのない年代の方々とふれあう事はとても楽しい時間でした。大会中、参加者のおじいちゃんおばあちゃんと沢山お話しながら、「よし! 心はガッチリ掴んだ!」と自分の中で確信した時にさりげなく本題を切り出しました。皆様「地元のPRになるなら是非!」「面白そうだからやってみたい」など撮影参加に非常に協力的で、すごく嬉しい気持ちでした。その日は皆様と連絡先を交換して詳しい事はまた後日ご連絡をするという段取りで、元気よく解散しました。その後僕の電話は一切鳴らず、こちらからお電話を差し上げてもほとんどの方がゲートボールで一緒に遊んだ事しか覚えていらっしゃいませんでした(笑)。
ホント面白いねっ! そういえばコウイチロウ氏が現在プロデューサーとして撮影している作品があると聞いたんだけど。映画の内容を聞かせてもえらえる?
聞いてくれてとてもうれしい!今撮影してるプロジェクトは「Utensils(ユーテンシルズ)」 というタイトルの映像作品で、日本語では「食器/料理道具」という意味です。食文化は世界中様々で、食材、食べ方、マナーをとってもその国の特徴が映し出されます。そんな料理と切っても切り離せない関係にあるのがこの"Uten sils"です。包丁、スライサー、オタマなどのスターティングメンバーがいれば、卵を切る為の道具、貝のからを開く為の道具や、納豆をまぜ る為のお箸があったり、個性派メンバーも様々。一方食べる道具はナイフ、フォーク、スプーン、 お箸とずっと昔から変わっていなかったりと本当に奥が深くておもしろい! この作品では手に持って使う「作る道具」と「食べる道具」、そしてそれらが奏でる「音」という切り口から料理をする事の楽しさと世界中の豊かな食文化をエッジーでオシャレに表現します。東京にいながら、まるで世界中のレストランを食べ歩きした様に撮影する事も今回のプロジェクトの大事なテーマの一つです。2020年の五輪の実現の為に準備を進めていた東京は、世界中が注目しているホットな都市のひとつに確実に入るでしょう!東京に店を構えながら現地の雰囲気をビリビリと放っている世界各国の飲食店に出向いて、美味しそうな料理を撮影をする事が今後の撮影の動きです。撮影は年内まだまだ続きますので、もし撮影にご協力いただける飲食店関係の方がいらっしゃいましたらご連絡頂けるととても嬉しいです!また、ご出演していただける様々な国籍の老若男女の方々も募集しております!
その映画のワンカットにテディーベアを入れてほしいって無理なお願いはやっぱり無理だよね ?(笑)
テディベアさんってたくさんの映画にご出演されているんだよね。「プーさん」に「トイスト ーリー」。あと僕の好きなスピルバーグ監督作の「A.I.」にもご出演されているよね。最近だと「TED」とか(笑)。あれは可笑しくて笑わせてもらった。お見事! 世界中で愛されているテディベアさんにご出演いただけるなんて本当に嬉しいです。とっておきのご出演シーンを監督と相談させていただきます!是非是非!今回のお話を聞き終わった後、改めて現在撮影中のプロジェクト「Utensils」のワンシーンにテディベアを入れてもらえるか確認してみたところ「OK!!」をもらいました!そこでテディベア協会所属作家さまのご応募を募りたいと思います。ご興味のある方は是非ぼく宛てにベアのお写真とサイズをメールでお送りください! 作家さまのお名前が映画のエンドロールに記載されるほかに、世界中の映画ファンのお目にかかれることになるかと思います^^  お送り先はkannainoue@gmail.comまで!
岩上紘一郎(いわがみこういちろう) 1985年 東京生まれ
高校からアメリカに留学し、ニューメキシコ州サンタフェ大学在学中よりインターン生として映画制作に携わる。
2009年ロバート・ダウニー・Jr.主演のコメディー大作『デュー・デート』より映画の現場にスタッフとして初参加し本格的に映画界へ。
『アベンジャーズ』『ラスト・スタンド』『ウルヴァリン:サムライ』など多くのハリウッド映画作品の制作に参加。
その後、フリーランスのキャスティング・ディレクターとして数々のコマーシャル、ミュージックビデオ、映画のキャ スティングを務める。
また近年はプロデューサーとして、国際マーケットを強く意識した映像製作を行っている。
 
■関連作品
『アベンジャーズ』ジョス・ウィードン監督
『ウルヴァリン:サムライ』ジェームス・マンゴールド監督
『デュー・デート』トッド・フィリップス監督
『ラスト・スタンド』キム・ジウン監督
『フライトナイト恐怖の夜』グレイグ・ギレスピー監督
『ザ・ホスト』アンドリュー・ニコル監督
『レモネード・マウス』パトリシア・リギン監督
『Belong to the World』The Weeknd  アンソニー・マンドラー監督
『IN PLAIN SIGH TVシリーズ』
 各種コマーシャル他多数

KoIwagami

インタビュー掲載号「テディベアボイス」は日本テディベア協会(下記URL)からお取り寄せできます。

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