ジクレー版画とは

●技法:最新のデジタル版画“ジクレー”とは、フランス語で「スプレー」や「吹き付け」の意味で、いわゆる「デジタル版画」という最先端の版画技術です。この技法には、従来の印刷に用いる4色をつなぐ“中間色”として8色が存在し、合計12色のインクでの色彩表現が可能になりました。これを更に「大・中・小」3種類の大きさの微粒子に細分化し、それぞれを複合的にかけ合わせることで、微妙なニュアンスを再現することができ、作者独自の“色”と“タッチ”を最も忠実に再現するには、ジクレーが最適であると言われています。

●仕上げ:専属のオペレーターが制作しています。デジタルというと機械的な感じがしますが、実際の工程は色の解析、分解といった地道な作業を繰り返し一歩ずつ原画の世界に近づいていくものです。今回の複製画作品においてもこの実績で培った技術を最大限に発揮しています。


*最終色合わせ作業 ジクレー版画のできるまで“ジクレー”とは、フランス語で「吹き付け」の意味で、いわゆる「デジタル版画」という最先端の版画技術です。工房では、複製絵画の経験を積みかつデジタル技術にも精通した専属のオペレーターが制作しています。

<スキャン&カラーマネジメント>

スキャンでコンピューターに取り込まれた画像をモニターに表示し、目に見えないゴミなどを取り除きます。そのあと全体の明るさや色合いから、部分部分の色をセッティングします。


<レタッチ>
元の作品を見ながらの微調整です。色はもちろん、質感やタッチも忠実に表現できているかをチェックしていきます。紙によっても微妙な色の出かたが違うので、試し刷りの場合も常に本番用の紙を使います。
この色の調整と印刷を繰り返し、見た目を元の作品に近づけていきます。原画が手元にない場合などは、この作業のために何度も現場に足を運ぶこともあります。時には何度もやり直しが必要となる、非常に根気のいる作業です。

 

Q&A

●印刷ではないか?
ジクレーは、従来のプリンターとは異なり、ジクレー専用のインクジェットで出力していまして、オペレーターは質感を忠実に再現する為に、何度も色彩調整をしています。版画は近年デジタル化に進んでいて、ジクレーは従来のアナログな版画技法から進歩した技法になります


●他の版画と比べてどうして安いの?

ジクレーは、銅版画やリトグラフの様に刷り師が刷るものではなく、オペレーターが出力再現し、何度も照合して最終照合が出来たらそのデータをもとに出力しますので他の版画よりもお買い求めやすくなっています。


●ジクレーは美術品としての市場価値はあるの?
ジクレーは、オリジナルを元に復刻版画としてオリジナルの感動を自宅で楽しむために作られた版画ですが、絶版になって入手困難になった場合、市場価値が出る事があります。

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